サンホームズの歴史

1970年の創業以来宮城県で
1,000棟以上の施工実績。
快適な住まいをご提供し続けて55年。

• 創業の原点

  当社は、1970年に株式会社吉田産業の住宅事業部として発足しました。戦後、日本全国で住宅整備が進み、高度経済成長の波が地方都市にも押し寄せる中、宮城県では仙台市を中心に人口が増加し、それに伴い住宅着工棟数も右肩上がりに増加していました。
  当社は、建築資材の専門商社である吉田産業の資材調達力を活かし、増加し続ける住宅需要に応えるために設立されました。以来、安定した住宅供給とコスト削減を実現し、多くの家庭に高品質な住まいを提供することを目指してきました。

  

  

• 1974年 建売住宅の分譲に着手

  1970年代中盤、日本は高度経済成長の終盤に差し掛かり、経済発展とともに人々の生活水準が向上し、「持ち家志向」が強まる時代を迎えていました。特にサラリーマン世帯を中心に、「手頃な価格で新築一戸建てを持ちたい」というニーズが急速に高まっていました。
  この時代の流れを受け、当社は1974年に建売住宅の分譲に着手しました。当時は圧倒的に注文住宅が主流な時代背景でしたが、住宅供給のスピード向上やコスト抑制が求められるようになり、土地と建物をセットで販売する「建売住宅」が注目され始めていました。当社は宮城県内で数多くの建売住宅を供給することで、地域の住宅市場に貢献してきました。

• 1980年以降 大規模団地の開発に着手

  1980年代に入ると、仙台市をはじめとする宮城県内の人口増加に伴い、宅地不足が深刻化しました。こうした状況に対応するため、当社は大規模な宅地造成・分譲開発に着手し、本格的な街づくりへと事業を拡大していきました。

  1980年：仙台市青葉区荒巻にて33棟を分譲
  1984年：仙台市泉区将監にて15棟を分譲
  1987年：仙台市宮城野区鶴ケ谷にて23棟を分譲
  1990年：名取市高舘吉田前沖にて195棟を分譲
  1995年：仙台市太白区東中田にて73棟を分譲

  これらのプロジェクトを皮切りに、当社は数十戸規模の団地開発を手がけ、宮城県の住宅供給の一翼を担うべく成長を目指してきました。そしてこの頃から、当社の事業は単なる戸建住宅の供給にとどまらず、「街づくり」という視点を取り入れた総合的な住宅事業へと進化していきました。

• 1990年代〜2000年代、ローコスト化が進む中で守り続けた家づくり

  1990年代初頭のバブル経済崩壊により、日本の住宅市場は大きな転換点を迎えました。
  ローコスト化・規格化が急速に進展し、建売住宅では延床面積を抑え、設備や仕様も必要最低限に絞ることで価格を抑えた商品が主流になっていきます。
  そうした変化の中でも、サンホームズは「家族が安心して、ゆったりと暮らせる住まい」を届けたいという考え方を変えることなく、住宅づくりに取り組んできました。
  住宅の面積がコンパクトになる傾向が強まる中でも、私たちは敷地・建物ともに、家族がゆとりをもって暮らせる広さを確保し、土地の形状や周辺環境に応じて、1棟ごとにプランを丁寧に設計し続けてきました。

• 多様化する暮らしに応える新たな取り組み

  より一層多様化する暮らしに応えるため、サンホームズでは新築住宅で培ってきた経験を活かし、リフォーム事業と賃貸事業にも取り組みを拡大してきました。
  リフォームでは、今ある住まいをより快適に、安全に暮らせるよう、耐震・断熱・バリアフリーなどの性能向上や、ライフスタイルに合わせた間取りの見直しなどを提案しています。
  また、住まいに対する多様なニーズに応えるため、賃貸仲介にも取り組んでおり、地域に根ざした視点で住み替えや新生活のご相談にも対応しています。
  これからも、サンホームズは変化する時代や暮らしに合わせた柔軟な住まいづくりを目指してまいります。