
「賃貸物件の内見でどこを見ればいいのか分からない…」そんな声をよく伺います。
写真や間取りだけではわからない部分を見落とすと、住み始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうことも。
今回は、賃貸の内見で必ずチェックしておきたい3つのポイントを解説します。
賃貸の内見では、まず「コンセントの位置」を確認しましょう。ベッドの枕元やキッチン家電を置く場所にコンセントがなければ、スマートフォンの充電などで不便さを感じる原因になります。延長コードで対応できると思っていても、見た目が悪くなったり、コードが邪魔で掃除がしにくくなったりします。
特に冷蔵庫・洗濯機・テレビを置く予定の場所は必ずチェックしておきましょう。
賃貸物件内見時に見るべきポイントの中でも、家具・家電の配置イメージは重要です。
間取り図では広く見えても、実際にソファやベッドを置くと通路が狭くなるケースもあります。冷蔵庫や洗濯機を置いたらドアが開かない、収納が使えないといった失敗もよくある話です。
おすすめは、今持っている家具・家電のサイズを事前に測ってから内見に行くことです。冷蔵庫やベッドなど大きなものは、配置できるかどうかで暮らしやすさが大きく変わります。冷蔵庫は扉の開き方や開く向きも事前に確認しておきましょう。これから購入予定の場合は「置く予定のサイズ」を想定して、内見時に部屋の幅や奥行きを測ってみると安心です。
「南向き=明るい」と思っても、隣に建物があったり、ベランダに屋根があったりして思ったほど日が入らないケースは珍しくありません。実際に部屋に入って、昼間に照明をつけなくても快適か確かめましょう。
さらに忘れがちなのが風通しです。窓を開けても空気が抜けにくい間取りだと、夏の暑さがこもりやすく、冬は結露の原因にもなります。洗濯物の乾きやすさや、エアコンに頼らず快適に過ごせるかどうかは、内見時に感じ取れる大事なチェックポイントです。
賃貸の内見では、おしゃれな内装や間取りに目を奪われがちですが、
これらは生活の快適さを左右する重要なポイントです。
この3つを意識して内見すれば、住んでからの「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。
建売住宅と賃貸物件の営業担当をしています。
お客様の希望や理想をしっかりとお伺いし、時には一緒に考えながら最適な物件を見つけることを大切にしています。建売住宅も賃貸物件も、それぞれのライフスタイルに合わせた最適な選択ができるよう、常にお客様の立場に立った提案を心がけています。お客様にとって最良の住まいを見つけるお手伝いをさせていただきます。